お知らせ

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インターンシッププログラムとして、エーザイ株式会社つくば研究所への特別見学会を実施しました。(2026.2.12-13)

エンパワメントコンテンツ・インターンシッププログラムとして、茨城県に所在するエーザイ株式会社・つくば研究所への見学会を実施しました。参加学生は、創薬研究の最前線と企業研究者の働き方について理解を深めました。

■ 実施概要

日程:令和8年2月12日(木)~13日(金)

場所:エーザイ株式会社・つくば研究所(茨城県)

<1日目>

・企業紹介・研究概要説明(創薬研究について)

・学生の自己紹介と研究紹介

・研究所見学および各部門説明1

・名市大OB・OGを交えた懇親会

<2日目>

・各部門説明2

・企業研究者の日常紹介

・全体のまとめと振り返り

2日間にわたり、講義、ラボツアー、社員の方々との質疑応答、懇親会など、密度の高いプログラムが実施されました。

■ 創薬研究の現場を体感

見学では、ニューロロジー、オンコロジー、薬物動態、メディシナルケミストリー、製剤、データサイエンスなど、創薬の各段階・各部門について部門長の方々から直接ご説明いただきました。

探索研究から非臨床試験、治験、承認申請、製造・販売に至るまでの一連のプロセスを体系的に学ぶことで、基礎研究がどのように医薬品として社会実装されるのか、その全体像を具体的に理解することができました。

また、実験室の見学では、大学研究室と共通する設備に加え、高性能な分析機器や最新の自動化ロボット設備など、企業ならではの充実した研究環境に触れる機会となりました。白衣・マスク着用のもと実際の研究スペースを見学し、日々の業務の様子を具体的にイメージすることができました。

■ 社員の「生の声」から学ぶ企業研究者の姿

参加学生からは、以下のような学びが報告されました。

・企業研究職の具体的な業務内容や役割を明確にイメージできた

・企業理念や社会貢献活動について、社員の方々の言葉を通じて理解が深まった

・創薬プロセスの高度化(AI・データサイエンス活用など)の現状を知ることができた

・企業で求められる能力(専門性、英語力、データサイエンス力、コミュニケーション力など)を具体的に把握できた

特に印象的であったのは、社員の方々が共通して「研究を通じて社会に貢献する」という強い使命感を持ち、組織として一体感をもって研究開発に取り組まれている点でした。数値目標や具体的な取り組み事例を交えた説明から、企業理念が実践されている様子を実感することができました。

懇親会では、本学出身のOB・OGの方々とも交流し、博士課程修了後のキャリア形成や就職活動の実際について率直なお話を伺うことができました。若手社員の方からは、大学と企業の研究の違いや働き方の特徴について具体的なアドバイスもいただきました。

■ 学生による研究紹介と自己省察

1日目には、参加学生が自身の研究内容を口頭で紹介する機会が設けられました。限られた時間で専門外の方にも分かりやすく伝える難しさを実感するとともに、論理構成力や発信力の重要性を再認識する機会となりました。

参加者からは、

・事前準備をさらに充実させ、より主体的に質問すべきだった

・データサイエンスなど不足しているスキルを今後強化したい

・自身の専門性をどのように企業で活かせるかを改めて考えるきっかけになった

といった前向きな振り返りも寄せられました。

■ 今回の見学を通して

今回の見学会は、単なる企業説明にとどまらず、

・創薬研究の全体像の理解

・企業研究者の働き方・キャリア形成の具体的イメージの獲得

・製薬業界の最新動向の把握

・自身のキャリアプランの明確化

といった、多面的な学びを得る大変有意義な機会となりました。

参加学生からは「創薬研究者のイメージが具体化した」「今後の研究活動への意欲が一層高まった」との声も多く寄せられています。

本見学会の実施にあたり、丁寧にご対応いただいたエーザイ株式会社・つくば研究所の皆様に、心より御礼申し上げます。


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